基本的な考え方・方針

2015年9月の国連サミットでSDGs(持続可能な開発目標)が採択されました。
当社は、「診断技術で、安心な毎日を。」をコーポレートスローガンに掲げ、事業活動全体を通じて、独自の体外診断用医薬品により、人々の生活に安心と潤いを届け、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
これを実現していくために、当社が注力すべきサステナビリティに関する6つのマテリアリティ(重要課題)を、取締役会での審議および決議を経て、特定しました。
マテリアリティは社会・事業変化によって可変のものであり、今後も必要に応じて見直しを行います。

タウンズのマテリアリティと貢献するSDGs

タウンズは、持続可能な社会の実現および当社の持続的な成長に向けて、優先的に取り組むべき課題(マテリアリティ)を2022年1月に特定しました。

  マテリアリティ 取り組み 貢献するSDGs
環境 環境への配慮
  • 低炭素社会実現・循環型社会形成への貢献
  • 省資源化による環境負荷低減
社会 グローバルヘルスへの貢献
  • 体外診断用医薬品の開発・普及活動を通じた医療課題解決
  • 医療アクセスの向上
責任ある製品・品質とサービスの提供
  • 品質と安全性、信頼性の追求
  • 適時、適切なニーズへの対応
魅力ある職場環境の構築
  • ダイバーシティ&インクルージョンの推進
  • 人権の尊重
  • 社員の安全衛生・健康・メンタルヘルスの推進
  • 人財の育成
社会貢献
  • 事業活動を通じた社会貢献
  • 地域社会への貢献
  • 災害復興支援
ガバナンス ガバナンス強化
  • コーポレート・ガバナンスの充実・強化
  • コンプライアンスの徹底
  • 公正な取引
  • リスクマネジメント

マテリアリティの特定プロセス

当社は、以下のプロセスでマテリアリティを特定しました。

STEP1.  マテリアリティ候補となる社会課題の抽出

国際的なガイドラインの要請事項、社会的責任投資(SRI)の評価項目等を参考に、当社が検討すべき社会課題を抽出。
※SDGs、GRI、SASB、ISO26000、DJSI、FTSE4Good、MSCIなど

STEP2.  抽出した社会課題の優先順位付け

管理本部が中心となり、「ステークホルダーにとっての重要度」と「タウンズにとっての重要度」の2軸で課題を抽出・整理。

タウンズのマテリアリティマトリックス
タウンズのマテリアリティマトリックス

STEP3.  社内各部門におけるヒアリング

作成したマテリアリティ案について、社内各部門および執行役員にヒアリングを行い、妥当性を確認。

STEP4.  マテリアリティの特定

取締役会での審議および決議を経て特定(経営計画更新、環境変化等を踏まえて定期的に見直しを実施)。