基本方針

当社は、事業を通じて環境保全活動に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

低炭素社会実現への取り組み

事業所におけるCO2排出量の削減

当社は、低炭素社会の実現へ向けて、照明のLED化やエコキュートなどエネルギー効率に優れた設備の導入を計画的に進めています。

各事業所においては、エアコンの設定温度の上限・下限を制限し設定温度の適正化を図るなど、省電力に努めているほか、製造部門では、自動機の導入を含む生産性の向上、コンプレッサーの台数制御による必要量の圧縮空気の供給等により、エネルギー消費量の削減を図っています。

また、清水町事業所・R&Dセンターの屋上に太陽光パネルを設置し、月平均約2,500kwhを発電しています。液晶ディスプレイ表示装置を通じて太陽光発電システムの稼働状況をリアルタイムで確認できるようになっており、社員の環境意識向上に繋げています。

社有車におけるCO2排出量の削減

当社では営業用車両をはじめとする社有車について、原則として車両変更時にハイブリッド車への切り替えを進めており、2022年度におけるハイブリッド車の全社有車に占める割合は92.5%となっています。今後も燃費性能の高い車両への移行を継続するとともに、エコドライブを心がけ、CO2排出量削減に努めます。

循環型社会形成への取り組み

廃棄物の管理とリサイクル

当社は、廃棄物の削減及びリサイクル率向上に継続的に取り組んでいます。

再利用できるものは再利用し、分別できるものは分別するという基本方針のもと、産業廃棄物の外部最終埋立処分量の削減(ゼロエミッション)に努めています。また、PC等の情報機器の廃棄時にはマテリアルリサイクルを推進しています。

省資源の取り組み

OA紙・コピー用紙使用量の削減

当社は、ワークフローシステムを活用した各種社内申請書類の電子化、FAXのデータ受信、両面・割付印刷の実施、ICカード認証によるミスプリント防止等により、紙使用量の削減に取り組んでいます。また、物流部門では、ハンディターミナルの導入による倉庫業務(入荷検品・出荷検品・棚卸等)のペーパーレス化を実現しています。

グリーン調達の推進

当社は、環境負荷の少ない物品を優先して購入する「グリーン調達」を推進しています。

エコマーク認定商品などの環境に配慮した文房具や事務用品、FSC®森林認証を受けたコピー用紙、特定有害物質の使用を制限したRoHS指令に適合した電気・電子製品を社内標準品として購入するようにしています。今後もグリーン調達対象品を増やし、さらなるグリーン調達を推進していきます。