INTERVIEW
いかに目標を達成するか、
試行錯誤することにやりがいがある
研究開発部2017年入社
自分で計画を立てて仕事ができる、
働きやすい環境が整っている
高校、大学、大学院と研究活動に取り組む機会が多くあったため、研究職に就きたいという思いから就職活動を始めました。説明会や面接を通して、自分のスキルを生かすことができ、また休みの制度も多くあるため資格の勉強等もしやすいのではないかと思いこの会社を選びました。実際、完全週休二日制や裁量労働制に加え、リフレッシュ休暇や産休育休制度が整っており、それらに合わせて自分で計画を立てて仕事ができるため働きやすいと思います。
検証を積み重ねて
納得のいくデータが出せたときの達成感は格別
仕事としては、主に培養やPCR検査を担当しています。製品そのものの開発ではないのですが、製品開発に欠かせない抗原の提供や、検体の評価などを行っています。複数のプロジェクトに携わっており、病院や大学の先生からの依頼に応える機会も多くあるため、どれだけ早く正確に結果を出せるかに重点を置いて取り組んでいます。作業としてはルーチンワークが多いのですが、依頼の中にはこれまでのやり方では上手くいかないものや、取り組んだことがないものも含まれてくるため、いかに目標を達成するか試行することにやりがいを感じます。一筋縄ではいかないものも多くありますが、検証を積み重ねて納得のいくデータが出せたときの達成感は一入です。最近は実験の相談をされることも増えたため、自分の知識が誰かの業務に少しでも貢献できているのかなと思うと嬉しさを感じます。
丁寧に作業することにこだわり
培養もPCR検査もコンタミネーションが結果に大きく影響を及ぼすため、気を配って作業を行っています。また、再現性良く実験を行うため、できるだけ細かく記録を残すよう心がけています。残念ながらまだ詰めの甘い部分も多くありますが、誰が作業しても困らないような資料を作成し、円滑に実験が行えるよう努めています。
もっと自分の持つ情報量を増やしたい
相談や問い合わせを受けたときに文献等から得た情報があると確かな返答をしやすく、より説得力もあると思うので、自分の担当業務についての基礎知識だけでなく、応用やそれに関連する知識も身につけたいです。情報があれば選べる選択肢も増えるため、論文を読む量を増やしたりセミナーや勉強会に参加したりといった活動を、今以上に積極的に取り組んでいきたいと考えています。
ONE DAY SCHEDULE
9:30 出社
メールのチェックやその日の予定を確認します。携わっているプロジェクトからの依頼があればおよその作業時間を計算し、実験の方針や完了の目安を依頼者に報告します。仕事量によっては同じプロジェクトのメンバーに作業を指示します。
10:00 実験
プロジェクトからの依頼で一番多いのがPCR検査です。依頼された検体が届き次第PCRを行うための準備 (核酸抽出や試薬の調製等) をします。複数のプロジェクトから同時に依頼が来ることも多々あり、また急ぎで結果を求められることもあるため、同時に行える作業があるか考えながら臨機応変に対応します。夕方に培養作業が控えている場合は培地の準備も行います。
12:00 昼休み
その日の予定にもよりますが、基本的には12:00~13:00に休憩を取ります。自分のデスクにいることが多く、会社で注文したお弁当を食べたり、仮眠を取ったりしています。休憩室もあるため、そこで昼食や雑談を楽しむ方も多くいます。
13:00 実験
反応液を調製し、PCRを行います。複数の項目でPCRを行う場合、PCRが終わった直後に次のPCRを行えるよう作業します。データが出るまでの待ち時間でサンプルの整理やノートのまとめなどを行います。
15:00 実験データのまとめ、報告
PCRが終わり次第データを回収し、解析を行います。プロジェクトや項目ごとに解析結果をまとめ、情報を共有します。
16:00 雑務
夕方から検体が届いた場合はPCRを行うための準備を、培養作業が控えている場合は継代等を行います。特にプロジェクトでの作業が残っていなければ、実験室の消耗品の確認等を行い必要であれば補充を行います。
18:30 退社
実験やデータまとめのキリがいいところで退社するので、帰る時間は日によってまちまちです。翌日の作業がしやすいように、次の日以降に行う作業やプロジェクトに関する内容のメモを残してから帰ることが多いです。
※記載の所属・業務内容は取材時点の内容となります。